プロセスコンサルタント講座 Written by プロセスコンサルタント・ジャパン

性格言語

性格分析

相手の言っていることが、なかなか理解できない、もしくは、自分がいくら分かりやすく話しているつもりでも、相手に分かってもらえない。

これは仕事であれ、家庭であれ、日常生活の中でよく起こっている。

しかし、我々は、自分が分かりやすく話しているにも関わらず、相手に分かってもらえない場合は、相手が悪いと思ってしまう。

なぜなら、自分にとって分かりやすい言葉は、相手にとっても分かりやすいはずだ、つまり、自分にとって普通のことは、相手にとっても普通であると考えているからだ。

これは心理学では、投影と呼ばれる。

これは、ミスコミュニケーションの最も大きな原因の1つである。

自分の言葉が相手に上手く通じない、もしくは、その逆のケースもある。

これは、各々の性格に起因している。

つまり、人は、性格によって話す言葉が違う。

これを性格言語と言う。

性格言語について理解が深まると、ファシリテーションにおいて、相手の言葉を理解する際に、非常に大きな助けとなってくれる。

しかし、性格と言っても、厳密には2つある。

性格を英訳すると、1つは、パーソナリティー(Personality)、そして、もう1つは、キャラクター(Character)となる。

先ほどの性格言語は、キャラクターに起因しているのだが、そもそもパーソナリティーとキャラクターとは何が違うのだろうか?

次回は、その違いについてお話ししたい。