プロセスコンサルタント講座 Written by プロセスコンサルタント・ジャパン

ファシリテーターに関する記事一覧


ファシリテーター

私はこれまで10年以上ファシリテーターとして活動してきました。受け持ったワークショップの数は200近くあります。参加者が日本人だけのこともあれば、外国人が大半だったり、日本人と外国人が半々ということもありました。場所も日本はもちろん、ヨーロッパ、韓国、中国、タイ・・・と色々です。そして、言語も、日本語、英語、バイリンガルと様々で、かつ、内容も問題解決、アイデア出し、チームビルディング・・・とバリエーションに富んでいます。現在は、ファシリテーターとしての活動もしていますが、講師として、ファシリテーションを教えることもしています。その経験から思うのは、ファシリテーションというのは、様々なソフトスキルの複合体だということです。

会議

明けましておめでとうございます。2018年が始まりましたね。今年はどのような年になるか今から楽しみです。さて、年が明けて、仕事も始まったと思いますが、今年こそ、是非、社内の会議をより良いものにしてみて下さい。そのためには、このブログでお伝えしているようなファシリテーションの各種知識やテクニックを活用して下さい。

質問

前回のオープン・クエスチョンに続いて、今回は、クローズド・クエスチョン(Closed Question)について説明する。 会議やワークショップで、まずは意見を発散させるためにオープン・クエスチョン形式、つまり、4W1H (When, Wh…

質問

前回、質問には2種類あり、1つはオープン・クエスチョン(Open Question)だということを述べた。オープン・クエスチョンとは、意見を発散させるための質問で、どのようにでも答えられるものである。具体的には、4W1H 、つまり、いつ?どこで?何を?なぜ?どのように?という質問だ。

質問

ワークショップにおいて、ファシリテーターは話すのがメインの役割ではない。参加者の意見を聞き、そして彼らの本当の意見、つまり本音を引き出すことが重要な役割の1つである。では、どのようにして参加者の意見を引き出すのか?それは、質問によってである。質問スキルは、ファシリテーターにとって非常に重要なものである。

ファシリテーション

前回、参加者から意見を引き出す方法として、コールアップ・クエスチョンを紹介した。これは、一般的に使われている方法で、複数の参加者に対して、司会進行役が質問を投げかけるやり方だが、うまく行うには、まず、アイコンタクトが必要ということがポイントだった。

ファシリテーション

会議において意見を引き出す方法はいくつかあるが、まずは、最も一般的に使われているが、残念ながら、全く効果的に使われていない方法を紹介する。これは正しいやり方で行うと、かなりの効果を発揮し、参加者の意見を引き出すのが容易になる。

ファシリテーション

パターンというのは、管理職が自然と司会進行役かつ話し手となり、参加者は聞き手となってしまうことで、これが定着化すると、毎回同じ人が同じような時間帯に同じ場所(会議室など)に集まり、同じような会議になるだけでなく、同じような結論しか出ない。

ファシリテーション

会議でよくあるケースとして、なかなか発言が出ないというものがある。発言がないと、司会進行役は、何とかその場を盛り上げようと、自ら頑張って色々と話すことになる。しかし、これをやってしまうと、余計発言が出てこなくなる。

ファシリテーション

グループのメンバーから手っ取り早く、短時間で全員の意見を集める手法がある。それが、「ミニ・ブレーンストーミング」と呼ばれるテクニックである。 これは、会議でもワークショップでも使うことができる。 ミニ・ブレーンストーミングのやり方は下記の通…