プロセスコンサルタント講座 Written by プロセスコンサルタント・ジャパン

質問

前回のオープン・クエスチョンに続いて、今回は、クローズド・クエスチョン(Closed Question)について説明する。 会議やワークショップで、まずは意見を発散させるためにオープン・クエスチョン形式、つまり、4W1H (When, Wh…

質問

前回、質問には2種類あり、1つはオープン・クエスチョン(Open Question)だということを述べた。オープン・クエスチョンとは、意見を発散させるための質問で、どのようにでも答えられるものである。具体的には、4W1H 、つまり、いつ?どこで?何を?なぜ?どのように?という質問だ。 - Part 2

質問

ワークショップにおいて、ファシリテーターは話すのがメインの役割ではない。参加者の意見を聞き、そして彼らの本当の意見、つまり本音を引き出すことが重要な役割の1つである。では、どのようにして参加者の意見を引き出すのか?それは、質問によってである。質問スキルは、ファシリテーターにとって非常に重要なものである。 - Part 2

性格分析

我々の持つ性格には、2つあり、まず1つは、社会に適応するために身に着けたスキルであり、見かけ上の行動特徴であるパーソナリティ、そして、先天的に持って生まれたもので、生涯変わることのない性格であるキャラクターがあるということを述べてきた。 - Part 2

性格分析

パーソナリティ(Personality)とキャラクター(Character)は、どちらも日本語では「性格」と訳されるが、この2つには大きな違いがある。その違いとは一体何か?Personalityの語源はPersona(ペルソナ)「仮面」。 - Part 2

性格分析

相手の言っていることが、なかなか理解できない、もしくは、自分が分かりやすく話しているつもりでも、相手に分かってもらえない。これは日常生活の中でよく起こっている。自分が分かりやすく話しているにも関わらず、相手に分かってもらえない場合、相手が悪いと思う。 - Part 2

性格分析

会議であれ、ワークショップであれ、ファシリテーターは人の話をしっかりと聴かなければならない。 「アクティブリスニングなんてもう良く分かっている。」 あなたはそう思っているかも知れない。 でも、残念ながら、同じ日本語で話していても、共通語の英…

ファシリテーション

前回、参加者から意見を引き出す方法として、コールアップ・クエスチョンを紹介した。これは、一般的に使われている方法で、複数の参加者に対して、司会進行役が質問を投げかけるやり方だが、うまく行うには、まず、アイコンタクトが必要ということがポイントだった。 - Part 2

ファシリテーション

会議において意見を引き出す方法はいくつかあるが、まずは、最も一般的に使われているが、残念ながら、全く効果的に使われていない方法を紹介する。これは正しいやり方で行うと、かなりの効果を発揮し、参加者の意見を引き出すのが容易になる。 - Part 2

ファシリテーション

パターンというのは、管理職が自然と司会進行役かつ話し手となり、参加者は聞き手となってしまうことで、これが定着化すると、毎回同じ人が同じような時間帯に同じ場所(会議室など)に集まり、同じような会議になるだけでなく、同じような結論しか出ない。 - Part 2