プロセスコンサルタント講座 Written by プロセスコンサルタント・ジャパン

ファシリテーター

私はこれまで10年以上ファシリテーターとして活動してきました。受け持ったワークショップの数は200近くあります。参加者が日本人だけのこともあれば、外国人が大半だったり、日本人と外国人が半々ということもありました。場所も日本はもちろん、ヨーロッパ、韓国、中国、タイ・・・と色々です。そして、言語も、日本語、英語、バイリンガルと様々で、かつ、内容も問題解決、アイデア出し、チームビルディング・・・とバリエーションに富んでいます。現在は、ファシリテーターとしての活動もしていますが、講師として、ファシリテーションを教えることもしています。その経験から思うのは、ファシリテーションというのは、様々なソフトスキルの複合体だということです。

組織開発

つい先日、私の勤めている外資系企業のある部署で、栃木の温泉旅館にて2日間のワークショップが行われ、私がファシリテーターを務めました。最近、こういう形式のワークショップに参加することがなかったので、新鮮な気分でしたが、トップマネジメント肝入りのワークショップということで、参加者も気合十分でした。私もファシリテーターとして抜擢されたので、十分な成果を上げようと、関係者と何度も打ち合わせを繰り返し、事前準備してワークショップに臨みました。30名だったので、全員が発言できるように、まずは愛すブレイクで場を和ませ、プレゼンテーションの後には、ミニブレインストーミング形式で、少人数に分かれて議論し、その結果を発表してもらう形にしました。