プロセスコンサルタント講座 Written by プロセスコンサルタント・ジャパン

ファシリテーション

前回、参加者から意見を引き出す方法として、コールアップ・クエスチョンを紹介した。これは、一般的に使われている方法で、複数の参加者に対して、司会進行役が質問を投げかけるやり方だが、うまく行うには、まず、アイコンタクトが必要ということがポイントだった。

ファシリテーション

会議において意見を引き出す方法はいくつかあるが、まずは、最も一般的に使われているが、残念ながら、全く効果的に使われていない方法を紹介する。これは正しいやり方で行うと、かなりの効果を発揮し、参加者の意見を引き出すのが容易になる。

ファシリテーション

パターンというのは、管理職が自然と司会進行役かつ話し手となり、参加者は聞き手となってしまうことで、これが定着化すると、毎回同じ人が同じような時間帯に同じ場所(会議室など)に集まり、同じような会議になるだけでなく、同じような結論しか出ない。

ファシリテーション

会議でよくあるケースとして、なかなか発言が出ないというものがある。発言がないと、司会進行役は、何とかその場を盛り上げようと、自ら頑張って色々と話すことになる。しかし、これをやってしまうと、余計発言が出てこなくなる。